教職研究科 │ 聖徳大学

2024年度修了予定者 課題研究発表会を行いました

25.03.03

2025年1月25日(土)、今年度修了予定者の課題研究発表会を行いました。研究課題は以下の通りです。

1 知的障害特別支援学校小学部入学後における保護者と教員との連携

―移行期の保護者の不安やニーズに着目した分析を通して―

2 対話による「関係性の質」の向上を活かした学校組織マネジメントの在り方

~学校改革を躊躇なく進めるために~

3 外国にルーツを持つ子どもと保護者の支援のあり方

4 「幼稚園における預かり保育の実態を探る」

―幼児の体験と教育課程に係る教育時間との関連に視点を当てて―

5 幼児教育施設における空間の幼児にとっての意味を探る

―テラスに視点を当てて―

6 運動遊びが幼児の生活習慣に及ぼす影響とその改善策 

 1人15分間の発表後、10分間の質疑応答を行いました。いずれの研究課題も各自の教育実践を通して実感してきた問題意識や直面してきた課題を出発点とし、先行研究を丁寧にふまえた上で課題設定がされていました。研究を進める過程ではそれぞれが多くの困難に直面したことと思いますが、今回の発表では、研究を通して明らかにできたこととあわせて今後の実践や研究につながる重要な知見が報告されていました。また、参加された院生・修了生からはご自身が勤務されている園や学校でのご経験を踏まえた質問・意見も多く寄せられ、活発な議論が展開されました。

課題研究は、院生たちのこれまでの実践を振り返り、これからの実践を構想し、研究する力となることでしょう。これからますますの活躍を期待しております! 

(文責:福野裕美・山崎奈々絵)

PAGE TOP