児童学研究科 │ 聖徳大学

在学生紹介(1)医療に携わる保育士の健康に与える要因について・・・

17.12.14

医療に携わる保育士の健康に与える要因について

解き明かそうと思っています。

 

将来、病児に携わる専門家を目指す勉強を海外大学院でするための基礎を作るために入学しました。
また、聖徳大学大学院児童学研究科には保育学コースがありますが、私は日本で医療に携わる保育士について興味を持っていたため、聖徳であれば病院という特殊な環境における保育について学ぶこともできると思い、聖徳に入学をしました。

私が取り組んでいる修士論文の研究テーマは、「病児に携わる保育スタッフの健康関連QOLとそれに影響を与える要因」です。病児に携わる保育士の健康関連QOLは一般のスコアリングよりも低いという報告がありますが、私は病棟で働く保育士と保育園で働く保育士の健康状態を比較分析することで病児に携わる保育士の健康状態を明らかにして、健康状態に影響を与える要因にはどのような事があるのかを分析しようと思っています。保育士間のみならず、一般市民との比較も行い、より多面的な分析となるようにしたいと思っています。

大学院では、受け身的な姿勢では何も進めることができません。大学院は、自からが行動することで、課題や自分にとっての新しい知見を見つけていく場だと言えます。また、自分の力だけでは勉強や研究が進めにくくなれば、先生方に相談をしてアドバイスを受けることで壁を乗り越えていくことが大切だと感じています。

残りの大学院生生活でも学内外のさまざまな世界を知るように努めることで視野を広め、より客観性の高い修士論文にしたいと考えています。

 

 

児童学研究科 児童学専攻 博士前期課程2年
烏川 隆清 さん

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