音楽文化研究科 │ 聖徳大学

「ドクター・ゼミ」で研究を磨く

25.12.26

2025年も残りわずか。大学も年末年始の休みに入ります。

とはいっても、博士後期課程の大学院生はおちおち休む気になれないかもしれません。というのも、2年生は博士論文の中間発表会があるからです。そんな院生たちのドクター・ゼミの様子をご紹介しましょう。ドクター・ゼミは毎週行われています。各自が1週間のうちに進めた研究内容を発表し、互いに問題点を議論し、教員からアドバイスを受けています。この日は、1月末に中間発表会を控える3名が、どのような発表を計画しているのかをそれぞれ報告しました。

プレゼンテーションの方法は三者三様ですが、こちらのWさんはパワーポイントを使い、発表時間の15分を有効に活用できるように準備していました。

楽器を説明するWさん

ふだんのゼミには音楽学の3人の教員、髙松晃子先生(研究科長補佐)、山本まり子先生、そして客員教授の徳丸吉彦先生が出席してアドバイスをします。この日は論文の内容はもちろん、パワーポイントにおける画像の扱い方や説明に使う用語の説明方法、滑舌に至るまで、先生方から細かいダメ出しがありました。

楽器の形状について補足する徳丸吉彦先生に対し「ここのことですか?」と指し示す髙松晃子先生

せっかくの発表の機会ですから、聴いている方々に研究内容が伝わらなければ意味がありません。そのためには、研究自体を深めると同時に、どのように伝えるか “戦略“ を立てるのも準備のポイント。年末年始の休み期間に、十分考えてみるといいですね。

問題点はみなで共有し、自分事として生かします。

学会の例会等で他の人の発表を直接見聞きするのも効果的。自分の研究はさてどうなのかと客観的な視点から考えてみる良い機会になります。それを自らの肥やしにしましょう。

プレゼンの内容を確認
スライドを見ながら議論を進めます

博士後期課程の受験をお考えの方で、ゼミの見学を希望される方は、音楽学部事務室にお問い合わせください。


各種お問合せ

聖徳大学音楽学部事務室(大学院共通) Tel. 047-703-0111(直通)


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