研究・論文について
学位取得までのスケジュール:博士前期課程
1年次
- 4月 研究テーマ・指導教員の設定
- 6月上旬 研究分野調査・研究計画書の提出
2年次
- 5月上旬 修士論文題目登録届(仮登録)(音楽教育専攻)/修士論文題目及び修了作品名・修了演奏曲目登録届(仮登録)の提出
- 6月上旬 修士論文中間発表会(音楽表現専攻・音楽教育専攻)
- 8月上旬 研究発表演奏会(音楽表現専攻)
- 12月中旬 修士論文・要旨の提出
- 2月上旬 修了演奏会
- 2月上旬 修士論文の試問及び最終試験
- 3月上旬 修了式(学位記授与式)
過去の主な修士論文テーマ
声楽コース
- G.ヴェルディ作曲オペラ《ラ・トラヴィアータ》の二重唱における声部の関わりについて
- オペラとミュージカルの最高音の比較研究
器楽コース(独奏・アンサンブル)
- ガブリエル・フォーレの夜想曲における音楽的特徴の変遷
- 電子オルガンにおけるジャズオーケストラの演奏表現研究―ビッグバンドスタイルによる再現と編曲―
- フランス古典期のオルガン音楽と舞曲との関わりについて
- ウェーバー《クラリネット協奏曲第2番》の研究―ベールマン版との比較を中心に―
音楽教育コース
- 中学校音楽科における能動的な鑑賞学習に関する研究―知識構成型ジグソー法を視点として―
音楽療法コース
- 高齢者の介護予防のための神経学的音楽療法による身体機能の維持への効果―治療的楽器演奏法のテクニックを用いた予備的研究―
*博士前期課程受験の出願書類に含まれる、研究計画書の書き方を、動画で解説しています。
学位取得までのスケジュール:博士後期課程
1年次
- 4月下旬 研究計画書の提出
2年次
- 9月下旬 博士論文作成計画書の提出 博士論文題目・博士作品曲目・博士演奏曲目登録
- 10月〜12月 博士論文作成資格審査
- 2月上旬 中間発表会
3年次
- 5月上旬 博士論文草稿、要旨の提出
- 5月下旬以降 博士論文予備審査
- 12月上旬 博士論文、要旨の提出、博士演奏審査願の提出
- 1月下旬〜2月上旬 博士演奏審査(表現系の場合)
- 2月上旬 博士論文発表会、最終試験
- 3月初旬 博士論文等の審査結果の通知
- 3月上旬 修了式(学位記授与式)
博士後期課程の論文指導方針
院生各自の研究分野に応じた指導を徹底するために、1年次から各学生に主指導教員および副指導教員がつきます。各分野の教員から必要に応じて指導を受けられることと、演奏楽曲について教員と学生の間において音を介在させて討議を繰り返すことが、本研究家の指導の特徴です。
提出された博士論文は、テーマの新規性や独自性、展開の論理性、書式の妥当性、その分野への貢献と他分野への波及効果などを中心に審査します。音楽表現分野においては、演奏楽曲と論文テーマには関連性が求められますが、楽曲演奏と論文はそれぞれが独立したものとして審査されます。
新しい道を切り開くことには、楽しさや面白さだけでなく、苦難も伴います。研究がうまく進まないときに、その問題を克服できるように導くのも教員の大切な役割だと考えています。
*過去の博士論文の書誌情報等は、こちらからご覧いただけます。
*博士後期課程受験の出願書類に含まれる、研究計画書の書き方を、動画で解説しています。