音楽文化研究科 │ 聖徳大学

博士後期課程学生がオルガンコンサートに出演しました

22.09.22

2022年9月17日、武蔵野市民文化会館小ホールで開催されたアフタヌーンU25オルガンコンサートに、音楽文化研究科博士後期課程在学中の趙三川さんが出演しました。

ホール掲示板に掲載されたポスター

出演者は6月のオーディションで選出された4名。
趙三川さんは4番目の登場で、ご覧の曲目を披露しました。

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D. ブクステフーデ:プレルディウム ト短調 BuxWV148
中国民謡/趙三川(編):《茉莉花》
J. S. バッハ:《主イエス・キリストよ、われらを顧みて》 BWV709
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
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こちらのホールにあるのはデンマークのマルクーセン&ソン社製のオルガン。
東京都内の公立ホールにパイプオルガンが設置されたのは、ここが初めてだそうです(1984年)。

武蔵野市民文化会館のオルガンを弾く趙三川さん

趙三川さんは、学部までは中国で過ごし、電子オルガンの名手として鳴らしてきました。
パイプオルガンを本格的に始めたのは、聖徳大学大学院で学ぶために来日してからといいますから、まだほんの2年ほど。

指導されている松居直美先生いわく、もちまえの高い音楽性に加えて電子オルガンで訓練した「足」があるため、上達が目覚ましいといいます。

今回のプログラムでひときわ聴衆の注目を集めたのが、中国民謡《茉莉花》のパイプオルガン版。重厚なパイプオルガンの響き、かと思えば電子オルガンを思わせるポップなアレンジ、中国の笛をイメージさせる音色など、演奏者の能力と感性が凝縮された音楽がホールを満たします。

左:駆けつけた松居直美先生と 右:いつもにこやかな岩井孝信先生

あとでこっそり電子オルガンの指導教員である岩井孝信先生に話を聞いたところ、パイプオルガン用のアレンジには趙さんといえども若干苦労したそうで、岩井先生や、もうひとりの指導教員で名プレイヤーの加曽利康之先生も少しずつ手を貸したとのこと。「僕っぽいところと加曽利先生っぽいところがあるんですよ」と、いたずらっぽく笑う岩井先生。

終演後、電子オルガン専攻の留学生仲間に囲まれて記念撮影。「みなさんの応援に励まされて演奏を終えることができました。これからも(電子オルガンとパイプオルガンの)二刀流でがんばります。」と話していました。

留学生の仲間たちと

趙三川さんは、12月3日(土)に行われる聖徳大学音楽学部/音楽文化研究科の定期演奏会でも、パイプオルガンの演奏を披露します。ご期待ください。

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