博士前期課程「修了者演奏会」が開催されました
25.03.09
3月7日(金)、大学院音楽文化研究科博士前期課程の修了者6名による演奏会が、音楽学部生による「卒業演奏会」のあと続けて開催されました。
出演者からは、次のような感想が届けられました。
「「修了演奏会」と同じプログラムのアリアを歌いました。前回より少し進化した演奏ができたと思いたいです。大学院に入ってからフランス語に触れる機会が増え、とても良い勉強ができました。これからも楽しく勉強をしていきたいと思います。」(及川 愛菜)
「長年演奏したいと思っていたドニゼッティ作曲のオペラ《ドン・パスクワーレ》から〈騎士はそのまなざしに〉を歌唱しました。2年間の集大成として歌い切ることができたと感じています。支え導いてくださった皆様に感謝し、教えを胸にこれからも精進して参ります。」(佐藤 愛)
「長かったような短かったような2年間が終わりました。修了演奏会では、入学前よりも声が出しやすくなったのを感じました。声楽を学ぶ事を通して得られる心身の自由は、何物にも変えられるものではありません。社会人に戻っても、これを育み継続できる事を願っています。」(下 亜耶)
「修了者演奏会では、論文のテーマ《フィガロの結婚》のスザンナにおける女中役表現を、《コジ・ファン・トゥッテ》のデスピーナに応用し、“Una donna a quindici anni”を演奏しました。論文で探求した快活な女中像をデスピーナにも活かし、自信を持って歌うことができました。」(鈴木 香奈)
「今回は修士論文に相応しい曲として、聞き馴染んだエレクトリカルパレードを編曲して演奏しました。編曲の際、全体的な流れを保った上でどう抜粋するのかよく考慮しました。2年の研究で修得した知識と経験を仕込むことができ、達成感に満ちています。」(向徐彼徳)
「「修了演奏会」で演奏したプログラムの中から選曲し、より自信を持って練習の成果を発揮することができました。以前は緊張することが多かったのですが、今回は落ち着いて演奏に集中できたことを嬉しく思います。この経験を活かし、さらに成長できたらと感じています。」(孟智奕)

修了を前に、母校で最後の舞台を飾った皆さん。
益々のご活躍をお祈りいたします。
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