「教育経営基礎演習」の授業報告
25.06.10
今年度の「教育経営基礎演習」は、院生として幼稚園を経営する園長、小学校のミドルリーダーとして活躍している教員、これから教育現場に巣立っていく大学生と、多岐にわたるメンバーがそろっていることから、校種を超え、年代に応じた考え方を大切にし、コミュニケーションをとれるように工夫した授業を行っています。

普段は、受講者の都合で別の曜日に分かれて実施しているのですが、6月4日は全員が集まり、「幼小連携」について意見交換しました。幼小連携は、幼児教育・児童教育にとって重要課題であり、園長を務める院生から「幼児教育と小学校教育を滑らかにつなぐための豊かな関わりを目指して」の実践報告を聞き、活発な意見交換がなされました。特に小学校教育の「スタートカリキュラム」の充実した実践を知ることができたメンバーは何度も深く頷いていたのが印象的でした。

「教育経営基礎演習」では、7月末にもすべてのメンバーによる授業を計画しています。
(文責:日根野達也)