特別教職実践演習第2回発表会
24.11.20
教職研究科の特別教職実践演習「第2回発表会」を10月26日に実施しました。特別教職実践演習は、課題研究の目的と方法及び研究倫理について理解し学び合うとともに、自己省察を深め、今後の課題を明確にするとともに、課題研究としてまとめることを目的として実施しています。
第2回発表会は、修了年次の在籍院生が課題研究の進捗状況を発表し、教員や大学院生からの質問や助言を受けて、自身の研究を深める機会としました。今回は5名の在籍院生が発表しましたが、どのテーマも幼稚園や学校が抱える現代的な課題であり、研究の成果が期待されています。今回発表のあった課題研究のテーマは以下の通りです。
➀知的障害特別支援学校小学部入学後における保護者と教員との連携
―移行期の保護者の不安やニーズに着目した分析を通して―
②対話による「関係性の質」の向上を活かした学校組織マネジメントの在り方
―学校改革を躊躇なく進めるために―
③外国にルーツを持つ子どもと保護者の支援のあり方
④幼稚園における預かり保育の実態を探る
―幼児の体験と教育課程に係る教育時間との関連に視点を当てて―
⑤幼児教育施設における空間の幼児にとっての意味を探る
―テラスに視点を当てて―
(文責:石田清彦)