教職研究科 │ 聖徳大学

研究科長挨拶

学び,挑戦し続ける実践力を備えた高度職業人としての教員の育成

教授 腰川 一恵
教職研究科長
教授 腰川 一恵 こしかわ かずえ
筑波大学大学院心身障害学研究科博士課程修了 博士(教育学) 専門学校非常勤講師、特別支援学校教諭を経て、平成17年本学に着任。日本特殊教育学会、日本発達障害学会、日本LD学会等の会員。公認心理師、学校心理士、臨床発達心理士スーパーバイザー。

聖徳大学大学院教職研究科は、「幼児教育コース」と「児童教育コース」を設けています。「保育の聖徳」として積み重ねてきた幼児期から児童期の子どもの研究と教育に関する伝統と実績に基づき、本研究科では、「実践的指導力を備えた教員等の養成」を目的に幼児教育、児童教育の高度な専門性を有するプロフェッショナルを目指します。

現代の教育課題に応えるために「学校組織マネジメント専修」「カリキュラムマネジメント専修」「特別支援教育専修」の3つの専修を設けています。個々の専門性に応じて研究課題の解決または開発に向けて、理論と実践の往還の中でさらなる実践力や省察力を培うことができます。また、専門性を高めると同時に校種や専門を越えていろいろな人と関わりながら、協働して現場の問題を解決できる教員を育成しています。

社会の変動の中で、子どもたちの学ぶ意欲の低下や学びの多様化、いじめや不登校の児童生徒の増加といった複雑な課題に直面しています。Society5.0時代を生きる子ども達は、ICTを基盤とした先端技術の活用が求められ、さらなる特別支援教育の推進、幼児期の教育と児童期の教育の円滑な接続の充実がはかられることも必要になります。このように絶えず変化していく学校や社会のニーズに対応していく上で、多様性と柔軟性を備えた教職員集団へ転換していくことも求められています。

本研究科で様々な変化に対応できる確かな理論に基づいた実践力を磨き、子どもたちの未来を支える教育を創造しながら、自らも学び、挑戦し続ける教員を目指して、ともに学びを深めていきましょう。

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