教職研究科 │ 聖徳大学

11月30日(金) 教職研究科FD研修会開かれる  研修会テーマ「本学教職研究科各コースに学ぶー幼児教育コースの学びー」

18.12.10

去る11月30日(金)3限に、教職研究科FD研修会が開催されました。
本年度のテーマは、「本学教職研究科各コースに学ぶー幼児教育コースの学びー」
と題して、全国教職研究科において唯一の幼児教育コースについて、
その成立過程や研究の一端を学び合い、
本コースの意義について考究することを目的としました。
これは、教職研究科が10年を迎え、教職研究科に関わる先生方も新規の方等が
加入されている中で、設立の経緯やその意義を改めて学び直し、
共有化していこうという趣旨の元に開催したものです。
また教員の研究の一端を紹介して頂くことにより、
互いの理解を深めようとするものです。

南部研究科長の開会挨拶に続いて、設立当初から関わられている塩教授より、
幼児教育コースが唯一本学にある意義について説明があり、
これから育成されるべく専門職としての幼児教育者のあり方、
期待について示唆されました。
改めて、本学教職研究科の幼児教育コースの存在の意義を見直す機会となりました。

続いて幼児教育における国際研究について、
椨教授より共同研究されている研究の一端を紹介して頂きました。
国際社会における日本の幼児教育の考え方と諸外国の考え方の違い、
子育てに関する諸外国での考えや幼児教育に関する配慮をどのように捉え、
どのように施策しているのか等について、国際比較の立場から紹介されました。
来年度から幼児教育無償化に向かう日本にあって、
日本の実情を踏まえた上での福祉社会のあり方について考える機会となりました。

全体協議では外国籍幼児に関する課題等について、質疑がなされ、
短時間の中でも充実した研修会となりました。
次回は「児童教育コースの学び」について、研修会を持ちたいと考えています。

PAGE TOP