教職研究科 │ 聖徳大学

令和3年度春学期「教育評価の理論と方法」授業報告

21.05.06

令和3年5月4日

授業担当:南部昌敏

令和3年度春学期「教育評価の理論と方法」は、木曜日3限に開講しています。この科目は、教職研究科児童教育コース対象の「教育課程の編成・実施に関する領域」の選択科目であり、1年課程の1名が受講しています。

教科書として「「新しい教育評価入門 人を育てる評価のために」西岡加名恵他編著、有斐閣、2017」を使用し、コロナ禍であることから、Web会議システム「Teams」を用いて、オンタイムオンライン形式で授業を行っています。

各回の授業は、受講生が教科書の内容を解説し、授業者と一緒にディスカッションを行いながら読み深めていきます。

授業の後半5分でその回の内容に関する受講生なりの振り返りをシャトルカードに論述し、電子メールに添付して提出します。次回までにそれに授業者コメントを加筆して、メールで受講生に返却しています。このシャトルカードは受講生と授業者の間の毎回のやり取りが一覧できる形式の往復書簡であり、授業中のディスカッションで読み深めたことの振り返りをもとに、さらに、書面で授業者コメントをすることで、教育実践場面での教育評価のあり方を考える場となっています。

また、15回の授業終了後、毎回の授業で学んだことのキーワード相互の関連を1枚の図に書き加えて描く「コンセプトマップ」を作成することも課題として示しています。

PAGE TOP