教職研究科 │ 聖徳大学

今年も始まりました。聖徳大学特別支援教育未来創造研究会の報告

22.08.29

さて、令和4年度も聖徳大学特別支援教育未来創造研究会(略して、「ST未来創造研」(Seitokudaigaku Tokubetusiennkyouikuが長いので略しました。)いよいよ6月1日に始まりました。本会は、みなさんで、特別支援教育の未来の在り方を考えていく、創り上げていく研究会です。改めてご協力・ご支援よろしくお願いします。

当日の参加者は、対面12名、オンライン18名の計30名でした。今年度の6月1日時点での登録者は73名ですので、約4割の参加ということになります。

<話題提供1:鈴木校長先生も急遽駆けつけて>

 令和4年4月1日に、千葉県立東葛の森特別支援学校が誕生しました。「都心に一番近い森のある街、流山」にできた特別支援学校です。今年度の本会のスタートを切るにあたって頼み込んでの東條でした。話題提供は、教務主任の山﨑唯光先生です。

 山﨑先生は、開設準備から携わっていた先生ですで、と言いますか、隣接する流山高等学園でも長く勤務していた経緯もあり、新校開設の経緯からここに至るまでのことを一番よく知っている先生です。教育課程を整えていくにあたって教職員で「作業学習」「職業」の共通理解を図ること等、解説校ならではのエピソードなどを紹介してくれました。

その後、校歌の紹介、鈴木校長先生からの言葉があり、これからどんな特別支援学校になっていくのか楽しみな気持ちになる話題提供でした。対面で参加していた方や、Zoomで参加していた方からも、期待の言葉が寄せられました。私事ですが、5月20日(金)の開校記念式典に参加してきたところですが、緑に囲まれた白亜の校舎の中で静粛な式典が行われました。やはり、校歌が旨に染み入る気持ちにさせられました。ぜひ、機会がありましたら、みなさんもお聞きいただければと思います。

<話題提供2>

話題提供2は「未来の高等特別支援学校を考える~高等特別支援学校のアップデート?特別支援学校専攻科?・・・そして」ということで私、堀子が担当しました。私は、学校現場では、千葉県立特別支援学校流山高等学園の校長を最後の職として勤務してきました。実は、流山高等学園は、開校まもない頃に教諭として、研究主任、教務主任として務めていましたので、後期高等教育の時期の知的障害者の教育については常に考えてきたところです。「卒業=就職」が本当にベストなのか?卒業生第一生の卒業担任の経験上は、卒業時にとにかく就職するべきである、というのが私の考えでした。それは、校長になっても変わっていませんでした。22年間変わらなかったのです。現在、聖徳大学で勤務し、様々な方々と出合う中で、また海外における特別支援教育事情について研究を深める中で、別の視点で考えることの必要性を感じています。「卒業=就職」でなく、「卒業までの内容(教育課程)の考え方を幅広く考えること」「卒業☞進学☞就職」を考えること。専攻科もある、大学もある、学びの幅を拡げて考えること。そこで出合ったのが「ゆたかカレッジ」の創設者である長谷川正人学長。「どうして知的障がいの娘には学ぶ場所がないのだろう。学ぶ機会があればもっともっと成長するのに・・・」副学長である長谷川美栄さん。本会に、長谷川学長自ら足を運んでくださり、私の話題提供後、ゆたかカレッジの紹介をしていただきました。対面、オンラインからも様々な意見が寄せられました。一部紹介します。

〇「モラトリアム期間としての大学」「高等教育としての大学」違うのではないか。

〇親としての想いは、高等部卒業後すぐ主食ではなく、さらに高等教育の場があれば通わせたかった。(18歳で就職できることはいいことだが)

〇ゆたかカレッジで行っていることは、特別支援学校の高等部でもできることではないか。

最後に、今年度の本会の予定を紹介します。

別紙「令和4年度 聖徳大学特別支援教育未来創造研究会実施計画」となります。

年度の途中からの参加が可能です。よろしくお願いします。(文責:堀子 榮)

PAGE TOP