教職研究科 │ 聖徳大学

VUCAな時代こそ「危機管理演習」

22.10.25

予測困難な時代と言われて久しい今日ですが、予測困難な時代をVUCAな時代とも言います。2022年は、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイル問題、世界各地から報道されている風水害、コロナ事情、VUCAな時代があたり前状況になっています。ということは、ますます危機管理の重要性が増してきます。

秋学期が始まる前、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、送迎バスに取り残された園児が死亡した事件が発生しました。同様の事件が、昨年度福岡県で発生しています。予測困難な時代だから、という言い逃れはできません。一つ一つの事案を胸に刻み、自分事にした対策を講じることが重要です。

 危機管理演習は、学校や園を「安心安全」の面から見直し、各々の危機管理の在り方を考えることを目的とした授業です。過去事例を検証し、事前の対策を学ぶこと、事件事故等発生後の対応の仕方を学ぶこと、組織のリーダーとして危機管理上どのように行動すれば良いのか学ぶことができる授業となります。写真は受講している院生2名です。

 本授業は、堀子 榮、重安 智子がオムニバスで担当しています。(文責:堀子 榮)

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