教職研究科 │ 聖徳大学

ベトナム国立ハノイ教育大学で教員養成に携わる先生方と院生の交流会が行われました

24.07.05

ベトナム国立ハノイ教育大学より教員養成に携わられている先生方とベトナムの幼稚園教諭の現職の先生が、教育養成や幼児教育・保育について学ぶため聖徳大学に研修に来られました。その研修の一コマとして、来日されている国立ハノイ教育大学の先生方と教職研究科の院生との交流会という機会を設定していただきました。

最初にお互いの自己紹介を行った後に国立ハノイ教育大学の先生よりベトナムの教育制度や幼児教員養成に関するお話を伺いました。ベトナムの幼稚園では、かつては教師主導の保育でしたが、今は子ども主体の保育に変わってきているとのことでした。また、幼児の運動遊び、体力づくりは力を入れており、体を使った遊びの時間が設けられていることもご説明いただき、日本の幼児教育で行われている内容と似ていることが理解できました。さらにベトナムでは、小学校に入学する前年、子どもたちは幼小接続に向けて小学校の教科の学習に近い学びを行っているというご説明もうかがい、より詳しくベトナムの教育について学んでみたいと思いました。

90分の交流会でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまったという印象があるほど充実した時間でした。院生や先生方からの質問にも大変丁寧に回答をしていただき、ベトナムの幼児教育や教員養成について理解を深めることができました。

大変貴重な学びの時間をいただきましたことに心より感謝申し上げます。   

PAGE TOP