教職研究科の特別教職実践演習第2回発表会を10月25日に実施しました。特別教職実践演習では、課題研究の目的と方法及び研究倫理について理解するとともに、自己省察を深め、今後の課題を明確にし、課題研究としてまとめることを目的としています。

　第2回発表会では、3人の院生がそれぞれの課題研究の進捗状況を報告し、質疑応答を行いました。いずれの研究も今日の教育現場が抱える重要な問題をテーマとして取り組んでいます。これから研究を始める院生からは、今後取り組む研究の構想が発表されました。また、今年度で修了予定の院生からは、すでに佳境に入っている研究の詳細が報告され、分析の仕方などについて活発な議論が繰り広げられました。現実の問題に対して、研究的な視点を持って解決することの重要性を改めて確認しました。

　次回の発表会は来年1月を予定しています。それまでに指導教員のサポートを受けつつ、各自の研究を進めていきます。