令和7年度 第2回 教職大学院連絡協議会実施報告
26.03.14
2月に入り、寒い中にも春の気配が感じられる中、今年度も第2回教職大学院連絡協議会を実施しました。以下、概要を報告します。
○日 時 令和8年2月2日(月) 13:30~15:30
○場 所 聖徳大学 7号館1階会議室
〇参加者
千葉県教育庁学習指導課学力向上推進室 指導主事
千葉県教育庁教職員課任用室 主幹
千葉県教育庁教職員課任用室 管理主事
千葉県教育庁特別支援教育課教育支援室 室長
千葉県教育庁特別支援教育課 指導主事
千葉県総務部学事課 副主幹
千葉県教育庁葛南教育事務所 所長
千葉県教育庁東葛飾教育事務所 所長
千葉県教育庁北総教育事務所 所長
千葉県総合教育センター 次長
松戸市教育委員会学校教育部学習指導課 課長
柏市教育委員会学校教育部指導課 課長
流山市教育委員会学校教育部指導課教育研究企画室 室長
八潮市教育委員会学校教育部指導課小中一貫教育指導課 課長
○日程及び内容
(1)課題研究発表会 13:30~14:10

◇聖徳大学副学長挨拶 増井 三夫
御参加いただき感謝申し上げる。本協議会は、県の教育課題について、教職大学院と共にいかに人材育成をするか協議を重ねて、プログラムの充実を図る趣旨であるため、ぜひ忌憚のないご意見をいただきたい。院生の研究は現代課題を受け止め、実践の改革及び県全体への提言となりうるものとなってきている。大学として地域、県の教育課題に皆様と協力して関わっていきたい。
◇課題研究の発表
<児童教育コース>2名
〇教職経験の少ない学年主任の職務遂行を支援する方策の在り方
~協働性を高める支援プログラムの開発をめざして~
〇通常学級に在籍する特別な支援を必要とする子どもたちへの
具体的な支援につながる教員研修の在り方についての一考察
一人あたりの15分程度の発表の後には、質疑応答もあり、院生の熱気あふれる姿勢にフロアの出席者からは大きな拍手が送られました。


(2) 連絡協議会 14:30~15:30
◇教職研究科長挨拶 腰川 一惠
2030年の新たな学習指導要領の方向性が示された。厚生労働省から児童生徒の自殺者が公表され、子どものおかれている環境が複雑になってきている。また、教員の育成の課題もあると感じる。聖徳大学教職大学院が、地域の課題の解決のための学びの場として、機能していけたらと考えている。
◇課題研究の進捗状況の発表のご意見・ご感想(一部)
・先生方や子どもたちの課題が見えてくる内容であった。自分も現場で受けたいというテーマだった。

・教員の専門性の向上について、特別支援学校においても課題になっている。プログラムが提示されたときに、主体的に研修に取り組もうという意欲を高められるような研修を、一歩踏み込んで、作ってもらえることを期待している。
・教育が過渡期のため、色々な年齢層の人が協働的に、みんなの意見を尊重しながら教育現場を作っていければと思った。そのような意味で、今日の提案は非常に勉強になり、今度活かしていきたいと考えている。
・時流に合った研究でとても良かったと感じている。県の研修には該当する研修がないという話があり、聞いて気づきを得た。研修も、凝りかたまらずに、広い目でみていく必要を感じた。
◇協議 以下の2つの議題に対して、取り組みを説明し、ご意見をいただきました。
協議1:今年度の取組を振り返って、教職大学院として高度な専門性と優れた実践的指導力・研究開発力・マネジメント力を身に付けたスクールリーダーを養成するための教育課程の実施と課題研究指導を行っているか。
協議2:次年度に向けて、地域連携の視点から、聖徳大学教職大学院に期待すること、要望等について。
協議題に沿って出された意見・感想の一部を紹介します。
・協議1の議題に対していうと、向かっている先は間違いないと感じている。実践されている授業の内容も、現代的な教育課題などもしっかり押さえていただいている。スタートカリキュラム、アプローチカリキュラムなど市の課題としても取り組んでいるが、授業の科目として設定されているところも大変興味深い。今現職で勤めている先生方が、今後管理職になって活躍されるというところについては、この大学の教職大学院の存在意義はすごく強くあるなと感じた。他の大学と比べても、かなり専門性をもった教育をされているなと思う。市内の小学校、中学校の先生の中にも、学びたい意欲のある人が多くいるため、その際にも選択肢の一つとして、聖徳大学の教職大学院が検討にあがっている。今日の資料を見て、間違いないと感じたところである。

・特別支援教育フォーラムは、始まったころから一緒に実施させていただいている。県教委の呼びかけだけではなかなか難しい研修等も、オンライン併用をしていることもあり、全国から参加者がいて、注目度の高さを感じる。特別支援教育の課題としては、支援の連携の課題として、支援が引き継がれず属人化しているところがある。幼小中高と支援が引き継がれるような体制を作っていきたいと考え、そのようなテーマで実施している。特別支援教育の今日的な課題を、皆さんと一緒に考えていける場にしていきたい。
・昨年度まで教職員課で、私大協働や管理職養成プログラムへの協力をいただき、連携していることを感じていたが、総合教育センターに異動したところ、聖徳大学とは協働作業がなされていないことを認識した。ぜひ、一歩踏み込んで、管理面だけでなく、指導面の連携についてご一考いただけるとありがたい。
・必要性としては、聖徳大学の教職大学院もさることながら、長期研修生や他大学の大学にも、教職員が現場から研修に出る機会が非常に求められている。協議1のスクールリーダーになっていくステップだと思っている。忙しい、忙しいでは何もできないため、東葛飾管内に、経験値の少ない教員がたくさんいるため、いかに力を伸ばさせるかというのが我々の課題である。大学での様々な研修の機会を大いに活かせるのではないかと考えている。その中で村田さんがいうように、県の総合教育センターや県教委とうまく連携していけるといいのかなと感じている。

◇御礼の言葉 教職研究科 腰川 一惠
地域の中でも、同じ課題があるとご意見いただいた。それを持ち帰って、地域の教育に活かしていける二人だと思っている。
後半では、学びの内容について確認いただき、教員の学びの場として有効に機能しているということですが、この先、教育の内容も変わっていき、課題は山積しているため、私たちも授業を含めて改めて検討していきたい。
聖徳大学の教職大学院が、学びの場として地域で活かしていけるように、教育委員会や総合教育センターとも連携していきたいと考えている。 今後ともご意見、ご協力をお願いしたい。
おわりに
今回、幼児教育の発表者がおらず、本学の教職大学院の特徴である幼児教育コースと児童教育コースの院生が時には同じ科目で学び合う点がアピールできなかったことは残念でした。参加者からは、教職大学院の意義について、肯定的なご意見をたくさんいただいたので、それを入学に結び付けていかねばならないとの思いを強くしました。
(文責:日根野達也)












