令和4年度 第2回特別教職実践演習(児童教育コース)
22.08.29
8月27日(土)14時45分より教職研究科児童教育コースの第2回特別教職実践演習が実施されました。教職大学院生4名がここまで進めている課題研究について発表し、発表後の質疑応答では院生や先生方から質問が出され、活発なディスカッションが展開されました。
(内容)
1 趣旨説明 腰川一惠
教職研究科長
2 発表
(1)羽場 康彦さん (発表1回目 研究構想発表)
研究テーマ
保幼小連携を活かした生活科の授業デザインの考察
研究仮説
幼稚園・保育園との連携を意識した生活科の授業デザインを明らかにすることで、生活科における効果的かつ充実した授業実践が図れるとともに、総合的な学習、理科、社会科に至るまでの系統性並びに、より円滑な保幼小連携が図られるようになるであろう。
(2)鶴谷 忍さん (発表1回目 研究構想発表)
研究テーマ
小中学校における通級による指導体制の在り方
研究の目的
特別支援教育の充実を図るため、通級指導教室の具体的な姿を明らかにし、通常の学級に在籍し、特別な支援を必要とする児童生徒に対して支援が行き渡り、自校通級・他校通級・巡回指導の指導の実施形態を究明することを目的とする。
(3)小長光知恵さん(発表2回目 進捗状況発表)
研究テーマ
読み書き困難な児童へのアセスメントに基づく学習支援について~読みの指導に焦点をあてて~
研究仮説
これまでの実践研究結果を整理することで、どのような効果があったのか、また効果のあった指導法はどのようなものだったのかを分析することにより、効果的な指導法を抽出することができるであろう。
(4)大久保 郁子さん(発表2回目 進捗状況発表)
研究テーマ
小・中学校における特別支援教育コーディネーターの専門性向上~自治体独自の特別支援教育コーディネーター研修プログラムの開発を通して~
研究仮説
自治体独自の特別支援教育コーディネーター研修が現場のニーズに応じたものになれば、特別支援教育コーディネーターの専門性が向上するだろう。
- 発表後の質疑応答
- 院生同士も積極的に質問を出し合い、学びを深めていった。
3 講評 百瀬 定雄
教職研究科児童教育コース主任
百瀬主任より4名の発表者に対して一人一人細かくご指導いただきました。
また、全体を通してパワーポイント資料のスライド枚数や文字の大きさ、発表時間を守ることの重要性などについてお話いただきました。