「教育課程基礎演習」の授業報告
25.05.16
教育課程基礎演習は、学習指導要領・幼稚園教育要領の改訂の内容及び教育課程の編成・実施・評価に関する理解を深め、実践的な指導力を高めることを目的とする授業です。幼児教育コースと児童教育コースの共通科目であり、また、学部・教職大学院5年課程プログラムの履修科目でもあります。今年度は幼稚園、小学校、特別支援学校の現職の先生方に加え、大学4年生も一緒に授業を受けています。
この日の授業では、まず、幼稚園の特別支援保育の実践を取り上げたDVD『みんなで育てる みんなで育つ』を視聴しました。映像を見ながら、「幼児期の発達の特性」「環境を通して行う教育」「幼児期にふさわしい生活」「保育者の役割」という視点から各自が気付いたことを付箋に書き出しました。その後、模造紙に付箋を貼りながらそれぞれの意見を発表し、ディスカッションを行いました。



あっという間に、模造紙が付箋(映像を見て気付いたこと)でいっぱいになりました。多様なバックグラウンドを持つ受講生が集まっており、それぞれの経験に基づく意見には、お互いに発見することが多くありました。協働的な学びの醍醐味を味わいました。