教職研究科 │ 聖徳大学

教職研究科フォーラム2019を開催しました

19.09.19

8月3日(土)、教職研究科主催の「教職研究科フォーラム2019」が開かれました。
第一部「幼児教育フォーラム」では、「特別な配慮を必要とする子どもの心身共に健康な大人に導くため」をテーマに掲げ、本学教職研究科教授久保田健夫先生に「脳の発達をめぐる生まれつきの要素と生後環境の影響」という演題で講演をお願いしました。参加者は、保育関係者、大学関係者、大学院生などを合わせて約50名でした。講演は、遺伝子研究の成果をもとに、乳幼児期の環境と遺伝子の変化の可能性から発達障害をもつこどもへの早期介入の重要性と子どもや保護者の支援や保育の在り方についてお話を伺いました。

第二部「教育実践フォーラム」では、「『特別の教科 道徳』の現状と課題を探る」をテーマに掲げ、本学教職研究科教授吉本恒幸先生のコーディネートのもとでパネルディスカッションを行いました。パネリストには、原田知樹氏(練馬区南田中小学校校長)、高橋静氏(柏市教育委員会指導主事)、高橋伸治氏(川口市立中居小学校主幹教諭)、根元八恵子氏(松戸市立金ヶ作小学校教諭)をお迎えし、『道徳』の教科化にともなう小学校現場における現状と課題について、それぞれの立場からさまざまなご意見をうかがうことができました。参加者は、学校関係者、大学関係者、大学院生など合わせて約30名でした。

フォーラム終了後、「教職研究科交流会」を行いました。交流会は、修了生の修了後の現状報告を在学生が聴き、大学院での学修や修了後の仕事に向かうための意識を高めること、また、修了生と在学生の関係づくりをすることが主な目的となっています。修了生によるプレゼンは、原麻美子さん(H30年度幼児教育コース修了、社会福祉法人東京児童協会白河かもめ保育園副園長)と谷口将義さん(H30年度児童教育コース修了、印西市滝野小学校教諭)にお願いしました。参加者は、修了生、在学生、教員、合わせて14名でした。

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