教職研究科 │ 聖徳大学

教育方法事例研究

21.01.08

本講義は秋学期開講科目の一つである。幼児教育コース必修科目であり,本年度入学された6名の現職教員での受講にて講義が進められている。講義の到達目標として,「1.幼児の発達の実情に基づいて指導上の課題を理解し,課題解決に向けた指導計画を作成することができる。」「2.他の教員の作成した指導計画について内容を分析し,課題の提示や改善策の提案を行うことができる。」「3.保育内容の指導にあたって留意すべきことや保育における教師の役割について,他の教員へ指導助言や提案をすることができる。」ことをねらいとして,担当教員の専門分野を中心として課題に取り組んで頂いている。前半は,幼児教育の喫緊の問題である,幼児期運動指針に関わる事柄について取り組み,現状の理解,運動遊びの遊び用具に関するワークショップ,各自の実践事例発表に取り組んできた。現職教員ならでの実践事例発表は各自の観点からのものとなり,お互いに刺激となっている。後半は,幼児教育現場経験のある実務家教員による講義により,更に様々な視点からの事例を深めることができることが期待されている。

最終発表は幾つかの視点による事例発表となっており,これまでに取り組んだ観点も含めて現職教員ならでの発表が行われることを願っている。

(文責 百瀬定雄)

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