人事評価制度を学んだ「組織管理マネジメント演習」
23.06.23
人事評価制度が学校現場に導入されて10年以上が経ちます。「組織管理マネジメント演習」の第9回目(6月10日<土>)は、「目標による人事管理」のテーマのもと千葉県の人事評価制度について外部講師の千葉県教育庁教育振興部教職員課県立学校人事室高等学校班長の片岡紀之班長からご指導をいただきました。
「組織マネジメント演習」の受講者は、児童教育コース3名、幼児教育コース2名です。当日は、園行事等のために直接受講できない院生もおりましたが、Teamsに録画することで改めて見ていただくことができました。本授業の担当は、私堀子榮と井口厚子教授です。回の内容ごとにオムニバスで実施したり、合同で実施したりしています。
人事評価制度が導入された経緯から始まり、具体的な人事評価制度を運用するためのノウハウ、そして開示等に至るまでの説明が非常に分かりやすく、いずれ管理職になることも想定される院生にとっては基本的な考え方等理解できたものと思われます。
第10回目(6月17日<土>)は、目標申告の面談演習を実施しました。第9回の講義を受けて、千葉県の様式に自らの目標申告の内容を記載して、その準備したものを活用しての演習です。
教員として面談を受ける立場と校長として面談する立場をお互いに実際に体験してもらいました。「同じ目標申告シートでも違う立場で見ると異なって見えてくる。」というような感想が聞かれました。
目標申告面談を通して、人材育成を図ることが主目的となります。管理するだけのものではありません。本授業の到達目標である「学校・園組織を生かし、教育の充実を図るためのマネジメントについての、理論と実際を学ぶ」ことができた授業の一部を紹介させていただきました。(文責:堀子 榮)