教職研究科 │ 聖徳大学

「特別支援教育特論」の授業報告

26.08.04

本授業では、特別支援教育に関するより専門的な知識を体系的に学ぶとともに、その知識を教育現場で実践し、校内・園内で指導的な役割を担うことのできる教員の育成を目指しています。

授業では、特別支援教育の歴史や理念、今後の展望について学ぶとともに、幼稚園や小学校等で見られる障害の特性や教育上の留意点について発表・討論を行い、理解を深めました。また、合理的配慮とユニバーサルデザインによる支援、個別の指導計画・個別の教育支援計画の作成と活用、学級経営や保護者との連携についても、事例検討やロールプレイングを含めて実践的に学びました。

受講生は、それぞれ幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校など多様な校種を実践の場としていることから、それぞれの実践や課題を共有しながら、校種を越えて学び合いました。異なる教育段階や学校種の視点に触れることで、多面的な理解を深める機会となりました。

授業のまとめとして、受講生一人一人が関心を寄せたテーマについて研究成果を発表しました。発表では、「幼稚園における合理的配慮とユニバーサルデザイン」「実態から未来へつなぐ個別の指導計画と自立活動の統合」「高等学校における通級による指導」「多様性の包摂と実現可能性の確保」など、多彩なテーマが取り上げられ、活発な意見交換と教員による講評を通して理解を一層深めました。

なお、本授業は、受講生が学びやすいよう、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施しました。現職教員を含む多様な受講生が、それぞれの実践経験を持ち寄り、理論と実践を往還しながら学び合うことのできる、大学院ならではの学修の場となりました。

(文責:北畑彩子)

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